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法律英語力診断(answers)

前回の問題はかなり難しかったかもしれませんね。大学の試験じゃないのだから、もっとやさしくすべきだったと反省しています。

では、解答です。
1. Assault  脅迫罪(又は暴行未遂罪)。主に言葉による暴力の場合です。
2. Battery 暴行罪。こちらは殴打など身体接触を伴う暴力の場合です。ちなみに、「電池」の意味もありますが、これは犯罪ではありません。
3. Mayhem 傷害罪。ただし、身体に重大な傷害を与えた場合に限られます。
4. False imprisonment 逮捕・監禁罪。身体を拘束し自由を奪う犯罪です。
5. Kidnapping 誘拐罪。”kid”とありますが、大人を誘拐しても同罪が成立します。
6. Arson 放火罪。放火犯を”arsonist”といいます。
7. Treason 内乱罪(反逆罪)。国家を転覆・崩壊させようとする犯罪です。
8. Perjury 偽証罪。裁判で証人が虚偽の証言をすると罰せられます。
9. Hindering apprehension or prosecution of felon 犯人蔵匿・隠避罪。犯人をかくまったり逃がしたりして警察が犯人を捕まえるのを困難にする犯罪です。
10. Misprision of felony 犯罪隠匿罪。これは日本の刑法にない犯罪です。犯罪を知りながらこれを警察に通報しないことが犯罪になります。ただし、この犯罪で処罰されることはめったにありません。

いくつ正解だったでしょうか?勉強になりますね。次回以降、財産罪に戻ります。


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