筋肉弁護士ヒロ　あきらめるな！そのとき自分が変わる：SSブログ

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2021年02月04日｜ 2021年02月05日｜2021年02月06日ブログトップ

森会長は辞任すべきだ！東京開催を祝福できる気分になれそうにない　 [時事問題]

東京オリパラ大会組織委員会の森会長が記者会見を開き、自らの「女性」発言を撤回し、謝罪した。

性別という属性によって決め付けをすることは偏見であり、差別につながる。五輪憲章は明確に性差別を禁止している。森氏の発言は明らかにオリパラの精神に反する。

さらに、失言だけではなかった。昨日の記者会見もひどかった。

記者から会長辞任について聞かれると、森氏は「皆さんが邪魔だと言われれば、おっしゃる通り、老害が粗大ごみになったのかもしれませんから、そしたら掃いてもらえば良いんじゃないですか」と答えた。

ネット上や野党から辞任を求める声が出ていることに不満があるのだろう。しかし、記者会見でふてくされた態度を取れば、逆効果だ。残念ながら、森氏が本当に心から反省しているとは思えない。

確かに森氏は７年間にわたり東京開催に向けて献身的に尽力されてきた。しかし、この期間、オリパラの根本にある精神を理解しないまま活動してきたことが明らかになった以上、森氏が大会組織委員会のトップにふさわしいとは言えない。会長を辞任されることを望む。

コロナの状況が改善され、今夏に東京オリパラが開催できれば“希望の灯”となるかもしれない。だが、その準備と運営を行う組織のトップが女性蔑視といえる発言をしたことで、開催を祝福できる気分になれそうにない。