菅首相は国民の暮らしを向上させるか？政権の目標やビジョンを示すべき：筋肉弁護士ヒロ　あきらめるな！そのとき自分が変わる：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

菅総裁は「仕事がしたい」　解散・総選挙よ..｜今日もバイキングに出演します！ぜひご覧く.. ブログトップ

菅首相は国民の暮らしを向上させるか？政権の目標やビジョンを示すべき　[時事問題] [編集]

今日、菅政権が誕生する。

これに先立つ自民党の役員人事はまさに“派閥均衡”であったが、党運営を円滑するには派閥のバランスに配慮するのは当然であろう。

しかし、国民の生活に直接かかわる閣僚人事では派閥の要求にこだわらず、適材適所で人選すべきだ。“菅カラー”が出るか、注目される。

人事も重要であるが、菅政権の“看板政策”も明確に示してほしい。

菅氏は「役所の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打倒する」と声高に唱えているが、これは政策実現の“手段”にすぎない。

役所の縦割りや既得権益を壊すことによって何を実現したいのか、政権の目標やビジョンが未だ不明である。

例えば、菅氏は携帯電話料金が高すぎることを問題視し、携帯大手３社の既得権益を壊すことにより料金の引き下げを達成しようとしている。

携帯料金の引き下げを達成してほしいが、それが菅政権の看板政策なのだろうか？国民の暮らしをここまで押し上げたいとか、日本の国力をここまで高めたいとか、もっと大きな政権の目標やビジョンを掲げるべきであろう。

安倍政権は「女性活躍」「一億総活躍」「人づくり革命」など看板政策を次々と打ち出し、どれも道半ばで頓挫したという反省点があるが、総理大臣が政権の大きな目標やビジョンを示してきた。そして、官房長官であった菅氏は、安倍総理が示した政策を実現する手段として役所の縦割りや既得権益を打破しようとしてきた。

今日、菅氏は官房長官から総理大臣になる。一国のリーダーとして、日本という国をどこに導き、国民の生活をどのように向上させるか、政権の大きな目標やビジョンを示さなければならない。