大坂なおみ選手のボイコットに違和感?国民の意識の変化を促したい [時事問題]
テニスの大坂なおみ選手は昨日、ツアー大会の準決勝のボイコットを表明した。
米国ウィスコンシン州で黒人の男性が白人の警察官に背後から撃たれたことに対して抗議するためだ。
バスケットボールでも、NBAが3試合を中止すると発表。
また、野球の大リーグでも抗議のために試合を中止。
米国スポーツ界では人種差別に抗議する動きが多方面に広がっている。
しかし、「試合のボイコットや中止で何が変わるのだろうか?」と違和感を抱く日本人が多いかもしれない。
でも、コロナの感染が日本で拡大し始めた今年2月ころを思い出してほしい。
安倍首相は2月27日、全国の学校に対して休校を要請した。学校が一斉に休むことで国民のコロナに対する意識が大きく変わったのではなかろうか。一斉休校が感染予防にどれほどの効果があったかは別として、国民の意識を大きく変えるきっかけになったことは間違いない。
これを同じことが米国スポーツ界における試合のボイコットや中止であろう。普段、当たり前のように行われている活動が休止することで、多くの人がそこで立ち止まり、人種差別の問題を考え、意識を変えるきっかけになるのではなかろうか。
ただ、このような“平和”的な抗議であれば問題はないが、残念ながら、人種差別を抗議するデモ隊の一部が放火や強奪などの暴動を起こし、かえって治安を悪化させている。
暴動が社会不安を煽り、人種差別の問題よりも「治安を良くしてほしい」と願う住民が多くなり、人種差別を考える国民の意識が薄れてしまう。
これが政治的な立場とつながり、人種差別の問題を重視する人は民主党支持者に多く、治安を重視する人は共和党支持者に多い。11月の大統領選挙を控えて米国社会はますます「分断」が深まるとともに、人種差別の問題の根深さを感じる。
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