筋肉弁護士ヒロ　あきらめるな！そのとき自分が変わる：SSブログ

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2021年01月07日｜ 2021年01月08日｜2021年01月09日ブログトップ

今度こそトランプ大統領を弾劾か？歴史的汚点に世界から非難の嵐　 [時事問題]

昨日、アメリカの国会議事堂がトランプ支持者に占拠された。

支持者の女性が警察官に撃たれて死亡、ほかに３人の死者が出たという。

当時、議事堂ではバイデン次期大統領の勝利を確定する手続きを行っていた。

その直前、トランプ大統領は抗議集会をホワイトハウス近くで開催。トランプ氏が議事堂へ行くよう呼び掛けると、参加していた数千人のトランプ支持者が議事堂へと行進。一部がガラス窓を割るなどして議事堂の内部になだれ込んだ。

明らかに民主主義に対する暴挙だ。バイデン氏は「見たこともない法の支配への攻撃」と強く非難し、トランプ氏に即時退去を呼び掛けるよう要求した。オバマ氏、ブッシュ氏、クリントン氏の歴代大統領もトランプ氏を非難。イギリスのジョンソン首相は「恥ずべき行為」と述べ、アメリカの民主主義に残る汚点であるとの認識を示した。

身内の共和党からもトランプ氏を非難する声が相次いだ。トランプ氏の影響下にある共和党は“トランプ党”と言われているが、今回の暴挙を契機に共和党の議員がトランプ氏から一定の距離と取るとみられる。トランプ氏の求心力が急速に低下するかもしれない。

他方、民主党の議員からは「今度こそトランプ大統領を弾劾すべき」との意見が出ている。先日、トランプ氏がジョージア州の高官に対し大統領選の結果を覆すよう“圧力”をかけたことが明るみになり、トランプ氏を弾劾すべきとの声が上がった。そして、今回の暴動である。弾劾されてもおかしくない状況である。

ただ、当の本人は「盗まれた選挙だった。私たちの地滑り的勝利だった」と相変わらずの強気だ。

暴動があったものの、議会ではバイデン氏の当選が正式に確定された。とはいえ、選挙の不正を訴え続けるトランプ氏がいる限り、アメリカ社会の深刻な分断は今後も続く。