筋肉弁護士ヒロ　あきらめるな！そのとき自分が変わる：SSブログ

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2021年02月03日｜ 2021年02月04日｜2021年02月05日ブログトップ

河井案里被告は歳費など2200万円を国に返還せよ！国会は参考人招致すべき　 [時事問題]

河井案里被告は昨日、議員辞職した。また、懲役１年４か月、執行猶予５年の有罪判決について控訴しない意向で、控訴期限である今日が過ぎれば判決は確定する。

議員辞職は当然である。コロナ禍で国民が苦しんでいるにもかかわず、昨年６月に逮捕されて以来、国会議員として何も責任を果たさなかった。

さらに、国民に対する説明責任も何ら果たしていない。判決によると、案里被告は広島県議会議員４人に現金合計160万円を渡したことが選挙買収にあたると判断された。民主主義の根幹である選挙を捻じ曲げる犯行である。

案里被告はこれまで捜査や裁判を理由に説明を拒んできた。しかし、有罪判決が確定すれば、そのような理由はない。国会は案里被告を参考人招致すべきである。選挙の公正が害されているのだから、与野党ともに真相を国民の前に明らかにする責務を負う。

特に自民党は、参院選で案里陣営に１億5000万円という破格の資金を提供した。これが選挙買収の原資になったとの疑惑が残る以上、自民党も国民に納得できる説明をすべきだ。

案里被告の有罪判決が確定すると、公職選挙法により案里被告の当選が無効になる。議員辞職したとはいえ、案里被告は最初から参院議員でなかったことになる。案里被告が受け取った歳費や諸手当を国に返還しなければならない。

特に案里被告が逮捕された昨年６月から先月までの８か月間で歳費やボーナスなど合わせて約2200万円が支払われている。この2200万円は全額返還すべきであり、案里被告が返還しない場合、国は案里被告に対し返還を求める裁判を起こすべきだ。